絵に合う動詞を選んで書く課題とは?失語症の動詞訓練プリント
当サイト「シニアプリント」では、言語聴覚士が作成した失語症のリハビリに使える「絵に合う動詞を語群から選ぶ課題」のプリントを一部無料で公開しています。(プレミアム会員登録すると、すべてのプリントがご利用いただけます。)
絵を見て、その動作を表す動詞を語群(ヒントの言葉)の中から選んで書く形式で、漢字バージョンと平仮名バージョンをご用意しました。
なぜ「動詞」の訓練が大切なのか
失語症では、名詞よりも動詞のほうが思い出しにくくなることが多いと言われています。「歩く」「食べる」「渡す」といった動詞は文の骨組みを作る大切な言葉で、動詞が出てくることで「誰が・何をする」という文へとつながっていきます。絵を手がかりに動詞を思い出す練習は、言葉を引き出す力(喚語)を育てる第一歩になります。
語群(ヒント)があるから取り組みやすい
何のヒントもない状態で言葉を思い出すのは、失語症の方にとって大きな負担になることがあります。この課題では答えの候補となる動詞を語群として示しているため、「思い出す」だけでなく「見比べて選ぶ」手がかりが得られ、無理なく取り組めます。慣れてきたら語群を隠して自分で書いてみるなど、難易度の調整もできます。
漢字版・平仮名版の使い分け
読み書きの状態に合わせて、漢字バージョンと平仮名バージョンを選べます。漢字の読みに不安がある方や、まず音と文字を結びつける練習から始めたい方には平仮名版が、漢字の読み書きの維持・改善を目指す方には漢字版が向いています。
こんな場面でお使いいただけます
- 言語聴覚士(ST)による失語症のリハビリ教材として
- ご自宅での自主トレーニングに
- デイサービスや介護施設での言葉の練習に
- ご家族と一緒に、会話のきっかけづくりとして
取り組み方のヒント
まずは絵をよく見て、どんな動作をしているかを声に出して言ってみましょう。言葉が出てきたら、語群の中から合うものを選んで書きます。書いたあとにもう一度声に出して読むと、「見る・言う・書く・読む」がつながり、より効果的です。1日数問ずつ、無理のない範囲で続けることが大切です。

コメント